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<アウガ>商業スペース閉鎖 16年で幕

time 2017/03/01

<アウガ>商業スペース閉鎖 16年で幕




JR青森駅前の再開発ビル「アウガ」の全テナントが28日閉店し、1~4階の商業スペースが閉鎖された。

運営する青森市の第三セクター、青森駅前再開発ビルは解散が決まっており、土地建物は市が買い取り、来年1月の市役所総合窓口開設に向けて改修に入る。市民図書館を含む5~8階の公共スペースは残り、地下の「新鮮市場」も営業を継続するが、再建問題が長年の市政課題だった再開発ビルが節目を迎えた。

午後8時、最終日まで営業していた15店舗が閉店。1階の商業スペース入り口には別れを惜しむ市民30人や関係者らが集まり、三セクの増田一社長(青森市副市長)が「16年間ご愛顧いただいた市民の皆さまにお礼を申し上げる」とあいさつした。

その後入り口が施錠され、商業施設としての役割を終えた。
アウガは2001年1月、中心市街地活性化を担う核施設としてオープン。青森駅前再開発ビルが運営し、商業スペースは若者向けの洋服や雑貨を扱う店舗が中心だった。年間来館者400万~600万人のうち買い物客は2割程度で、店頭売上高は目標(50億円超)に遠く及ばなかった。
06年の28億5300万円をピークに、13年度以降は15億円程度で低迷。同社は15年度決算で23億円の債務超過に陥り、3月に解散、特別清算の手続きに入る。
アウガをよく訪れたという女子高校生は「駅を使うときに寄っていた。今後は休憩スペースを使えず、写真シールが撮れなくなる」と残念がった。
入居していた36店のうち16店は、周辺の空き店舗や郊外の大型商業施設に既に移転。地下の新鮮市場で営業を続ける地権者の一人は「客が大きく減ることが予想される。今後の経営が不安だ」と語った。
アウガがある新町商店街振興組合の堀江重一事務局長は「オープン当時は郊外の大型商業施設が増え始めた時期。アウガがなければもっと人を吸い取られていただろう」と一定の役割を果たしたとみる。市が計画する市役所窓口移転により、商店街に立ち寄る人が増えることに期待をかける。

参照:河北新報




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