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青森県の漁獲 12年ぶり600億円台に回復

time 2017/02/27




 

 

青森県は21日、2016年の青森県海面漁業の漁獲金額が前年比20.0%増の635億5593万円に上り、04年以来12年ぶりに600億円を突破したとの調査結果(速報値)を公表した。

主力魚種のホタテガイが55.6%増の262億3200万円となり、県の統計がある1960年以降で最高を記録した。

水揚げの好調さに加え、最大産地・北海道の減産の影響で価格が近年にない高値で推移したため、漁獲金額全体を押し上げた。

スルメイカも121億円で、前年比18.5%増と大幅に伸びた。産卵場となる東シナ海の水温が低下したことで資源量が減少し全国的に不漁だったため、高値で取引されたことが影響した。

ほかにタラが11.5%増の19億7600万円、ヤリイカが13.8%増の14億3100万円と前年実績を上回った。

全体の漁獲数量は前年比0.2%減の24万9709トンと前年並みにとどまった。ホタテガイが18.4%増の12万1696トンで過去最高となったが、スルメイカが31.4%減の2万2479トン、サバが27.0%減の4万1777トンとなったことなどが響いた。

関係者によると、北海道は2014年末の低気圧によるしけの影響で、ホタテガイの稚貝が大量死。16年に台風被害も受けており、生産量が回復するのは18年以降という。

むつ湾漁業振興会の三津谷廣明会長は取材に対し「ホタテの金額が過去最高となったのは北海道の減産の影響が大きく、この状態が今後も続くとは限らない」とし、「安定生産のために資源管理を徹底しなければならない」と述べた。

県水産振興課の對馬廉介課長は「スルメイカやサバといった主要魚種が不漁となっており、手放しで喜ぶことはできない。関係機関と協力して漁業者に役立つような情報の提供に努めたい」と語った。

参照:東奥日報社




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