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りんごはないけどサルはいる

【青森/弘前】「雪蔵リンゴ」需要増 80トン出荷/弘前で関西圏バイヤーら熱視線

time 2017/03/16

【青森/弘前】「雪蔵リンゴ」需要増 80トン出荷/弘前で関西圏バイヤーら熱視線




青森県つがる市のリンゴ農家でつくる「岩木山雪蔵(ゆきぐら)りんご会」(増田忠蔵会長)は15日、弘前市十腰内の岩木山麓にある黄金崎農場の敷地内で雪中に約50日間、保存していたリンゴ4200箱(約80トン)を掘り出した。県外のバイヤーが味を確かめ、リンゴは関西圏などに出荷された。

雪蔵りんご会の取り組みは今回で8回目。温度0度の雪中にリンゴを一定期間貯蔵すると、みずみずしさが増し、シャキシャキとした食感になるという。需要の高まりを受け、生食用のサンふじや加工用のジョナゴールドなど昨年の2倍の量のリンゴを1月中旬に雪に埋めた。

掘り出し作業は午前6時ごろから開始。会員農家らが重機を使って高さ4メートルの雪山からリンゴ箱を次々と回収し、関西圏から訪れたバイヤーらが試食した。ダイエー近畿商品部の石本洋康さんは「水分と糖度のバランスが素晴らしい」と絶賛。増田会長も「天候に恵まれなかったが高品質のリンゴができた」と話した。

インバウンド(訪日外国人旅行)向けに雪蔵リンゴの掘り出しを観光に結びつける動きも出ている。作業に立ち会った弘前市の旅行代理店「アルク グッド・プランニング」の佐々木渉部長は「台湾などからの観光客は雪の中にリンゴを保存しているのは驚きだと思う。ツアーに取り込んでいければ」と語った。

同会と提携して販売を担当する青森市の新日本青果(盛光子代表取締役)によると、掘り出したリンゴの約7割は関西に出荷される。生食用は選果後、「青森雪貯蔵りんご」として県内外で販売。17、18日に青森市のさくら野青森店で試食販売会を開催するほか、17日から同市のA-FACTORYで売り出される。ジュースやゼリーなどの加工品も4月から販売する。

参照:東奥日報社




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