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【青森/十和田】奥入瀬遊歩道の入り口はどこ? 青森県が簡易案内板設置

time 2017/06/01

【青森/十和田】奥入瀬遊歩道の入り口はどこ? 青森県が簡易案内板設置




 奥入瀬渓流観光の玄関口となる十和田市焼山地区で、渓流沿いの遊歩道入り口を見落とし、周辺の東北電力十和田発電所方面の道に迷い込む観光客が後を絶たない。地元の自然保護団体は「現在はクマが出没し、奥まで進むと落枝や落石の恐れもあるため危ない」と警鐘を鳴らす。遊歩道を管理する青森県は31日、応急措置としてこの入り口に簡易な案内板を設置した。

国道102号から奥入瀬川に架かる楓橋に向かう舗装道路は東北電力の専用道路で、県が同社の協力を得て、遊歩道の一部として開放している。沿道には、通行時の安全面の注意を呼び掛ける県の看板などはあるが、石ケ戸方向へ続く遊歩道の入り口の位置表示は分かりづらい状態だった。

八甲田・十和田を愛する会の久末正明代表によると、この入り口に気付かないまま、楓橋を渡って発電所周辺へと進む観光客が増加。ここ数年はアジア系など海外からの客も多く、発電所より奥の崖状の道まで入り込むケースがあったという。

発電所付近を含め焼山地区では今月、クマの目撃情報も複数確認されている。久末代表は「自然散策を楽しみに来た観光客にとっては、迷うことで時間を無駄にするだけでなく、危険な目に遭う心配がある」と指摘。入り口周辺には奥入瀬渓流館などの施設に至る遊歩道や、蔦川砂防公園の出合い橋など各方面への案内板・標識が混在し、分かりづらくなっている―とし、「例えば多言語に対応した表示などで、渓流の遊歩道に分かりやすく誘導する仕組みが必要」と訴える。

県も現場の状況を把握しており、31日に渓流入り口を示す案内板を応急的に設置。県観光企画課は「遊歩道に入ってすぐの所に既存の案内標識があるが、これを入り口に移設することも含め、環境省と相談しながら対応を検討する」としている。

デーリー東北新聞社




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