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【青森/京都/ねぶた】京都造形大学生が青森のねぶた師に弟子入り

time 2017/05/21

【青森/京都/ねぶた】京都造形大学生が青森のねぶた師に弟子入り




 京都造形芸術大学日本画コース4年の田中悠志さん(22)=長野県出身=が4月下旬から青森市を訪れ、ねぶた師の竹浪比呂央さん(57)の下でねぶた制作について学んでいる。このほど、田中さんと竹浪さんらが市役所で小野寺晃彦市長らと懇談。田中さんは、ねぶたに対する思いなどを語った。
同大では2007年から、紙や針金などを使ってねぶたと同じ技法で作る芸術作品「京造(きょうぞう)ねぶた」の制作を1年生の授業で行っている。13年からは竹浪さんとねぶた師の手塚茂樹さん(42)が同大を訪れ指導している。昨年9月には、個性豊かな地域社会の形成と人材育成につなげようと、市と同大が包括連携協定を結んだ。
田中さんは授業などを通して「針金や紙など2次元のものを組み合わせて立体物を作る楽しさや、絵のように色を付けていく楽しさなど、いろいろな楽しさが詰まっている」ねぶたに夢中になったという。ねぶた師の下で制作過程を学びたいという思いを強くし、4月28日から5月28日までの1カ月間、竹浪さんの「弟子」となることになった。
市長との懇談で、田中さんは「ねぶた師のプロ意識や技術に衝撃を受けた。驚きや新鮮さを常に感じることができてすごく楽しい」と目を輝かせた。竹浪さんは「観光客は、針金を組んだ段階で顔や手がどこにあるかが分からないけれど、田中君はそれが分かる。造形を専門にしているので、形のイメージをまとめる力はさすが」と評価した。

東奥日報社




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