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【青森/フランス】ヘアメークで大舞台パリコレ 宮森さん(南部町出身)「いい勉強に」

time 2017/04/14

【青森/フランス】ヘアメークで大舞台パリコレ 宮森さん(南部町出身)「いい勉強に」




 東京都内で美容師として働く青森県南部町出身の宮森洋輔さん(34)が、3月上旬にフランスのパリで行われた「パリ・ファッション・ウィーク」(通称パリコレ)に、ヘアメークを担う日本チーム12人の一人として初めて参加した。「髪に対する見方の幅が広がり、勉強になった」。貴重な経験を振り返り、今後への決意を新たにしている。

20歳で上京。普段は東京・渋谷の美容室「HEAT」で腕を振るう。美容師として歩み始めた頃は、自身がパリコレに参加するとは「全く想像していなかった」。

勤務する美容室のグループは、ニューヨークなどでのコレクションに参加した実績がある。宮森さんは多くの所属スタイリストの中から、技術を評価されて選抜された。

日本人チームがパリコレのヘアメークに臨むのも初めて。洋服に合わせた髪型や化粧を洋服のデザイナーと相談して決める段階から携わった。

一般的なファッションショーのヘアメークでは、準備や練習に2~3カ月の期間があるが、今回は約2週間と短かった。洋服を一番良く見せる最終的な髪型が決まったのも前日の夕方だった。

当日の現場は想像以上に慌ただしく、どのモデルを担当するかも、状況に応じて対処しなければならなかった。事前にデザイナーと申し合わせた髪型に仕上げるよう、「『自分の色』を出さずに作り上げるのも苦労した」という。

「チームでイメージを共有して仕上げるのが大変だったが、パリコレは普通では入れない場所。デザインの段階から携わって仕事ができたのは本当に勉強になった」。大舞台での仕事を振り返った上で、「日本人が求める『かわいい』や『きれい』とは別のものもあると知った。違った角度でも提案できるようになった」と手応えを口にする。

チャンスがあれば、また参加したいと考えている。「次も呼ばれれば、自分の力が認められたことにもなる」。さらなる高みを目指して、はさみを握る。

デーリー東北新聞社




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