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【青森/むつ/三沢】北ミサイル 「標的」怖い/三沢、車力、むつの住民「不安」

time 2017/03/09

【青森/むつ/三沢】北ミサイル 「標的」怖い/三沢、車力、むつの住民「不安」




北朝鮮による6日の弾道ミサイル4発同時発射が青森県に波紋を広げている。北朝鮮側は「在日米軍基地攻撃を担当する部隊による訓練発射」と報道し、防衛省幹部は「同時多発なら全ての迎撃は事実上不可能」との見解。米軍基地がある三沢市、米軍や自衛隊のレーダー施設が立地するつがる市、むつ市の市民からは8日、動揺や不安の声が上がった。

「(弾道ミサイルの標的に)当然三沢も含まれるでしょう。びくびくだ」。8日、三沢市議会基地対策特別委員会で舩見亮悦委員が訴えた。堀光雄委員長は取材に「ミサイルは三沢に向かって発射されており、脅威だ」と表情を曇らせ、不安感が漂っていることをうかがわせた。

市民にも動揺が見られる。飲食店経営の40代男性は「脅しかな、とも思うが不安だ」、40代の主婦は「標的になるのは怖い」と恐怖を隠さない。三沢基地周辺町内連合会の黒田進二会長(80)は「市は住民第一で、国に安全・安心を求めてほしい」と訴えた。

米軍のミサイル防衛用早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」が配備されているつがる市車力地区。2006年、「車力Xバンド設置反対住民の会」を結成し会長を務めた前富萢町内会長の成田昭三さん(81)は「レーダーの配備計画が出たときから、標的になりうると心配だった。当時より不安は大きい。車力を撃たなければいいが…」。同地区の80歳男性は迎撃困難との報道に「驚いている。不安だが米軍と自衛隊の技術を信じるほかない」と言い聞かせるように話した。

市議会基地対策特別委員会の山本清秋委員長は「米軍からも自衛隊からも報告などがない。どんな対応をしたのかを市に伝え、安心させてほしい」と求めた。

海上自衛隊基地や航空自衛隊の「ガメラレーダー」があるむつ市の防災担当者は「実際に被害が出てからでは遅い。国は正確な情報を確実に自治体側に伝えてほしい」と話し、情報収集に努める姿勢を見せた。

「在日米軍を狙うとすれば、米軍だけではなく日本を狙っていることにもなる。一段階も二段階も深刻な事態になっている」と話すのは同市の元自衛官、後藤隆行さん(67)。「日本だけではなく、米韓中も北朝鮮に働き掛けてほしい」と注文した。同じく元自衛官の伊藤立介さん(57)は「ミサイルが発射された場合、住民にすみやかに周知する仕組みの構築が必要」と指摘した。

参照:東奥日報社




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