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【青森】狩猟免許新規取得31年ぶり100人超え “狩りガール”増加後押し

time 2017/04/04

【青森】狩猟免許新規取得31年ぶり100人超え “狩りガール”増加後押し




 青森県内で2016年度に新たに狩猟免許を取得した人は前年度の1・7倍となる延べ160人と、31年ぶりに100人を超えた。中でも女性は、前年度の4人から27人と大幅に増えた。県は「山歩きや、(野生の鳥獣を食材にした)ジビエ料理などをきっかけに狩猟に興味を持ったのではないか」(自然保護課)と分析。“狩りガール”も増加を後押ししたようだ。

狩猟免許は銃猟2種類に加え網猟、わな猟の計4種類。県が試験を実施し免許を交付している。県内では17年度から、農作物被害をもたらすニホンジカの捕獲対策が本格化するため、その担い手として期待も高い。

同課によると、狩猟免許を持つ県民は、レジャーの多様化などを背景に1981年度の7283人をピークに減少が続き、15年度は1400人と5分の1以下まで落ち込んだ。高齢化も進み、1981年度は全体の4%に満たなかった60歳以上のハンターは、2015年度に67・8%と7割近くに上っている。

ニホンジカの目撃例が相次ぎ、農作物への被害や生態系への影響が懸念される中、県はハンターの確保に力を注いだ。年2回だった試験の回数を15年度から年3回に増やしたほか、新たに狩猟体感バスツアーも実施してきた。男性のイメージが強い狩猟だが、バスツアーでは女性の参加者が約3割を占めるなど、関心の高さがうかがえたという。

ニホンジカ対策を巡っては、県は17年9月までに管理計画を策定する方針。今秋からはその計画に基づき、捕獲を拡大する。また、ハンターが趣味で行う狩猟についても、これまで3カ月間だった狩猟期間を1カ月延長して頭数制限も撤廃。規制緩和による捕獲強化を目指す方針だ。

同課は「これから、ハンターが活躍する場が増える。ニホンジカの被害防止や自然保護に向け協力してほしい」とし、今後も狩猟者の確保に一層努める考えを示した。

デーリー東北新聞社




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