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【青森】「あおもり藍」大腸の難病に有効か

time 2017/03/21

【青森】「あおもり藍」大腸の難病に有効か




 治療が難しい潰瘍性大腸炎に、青森発の藍染めの染料「あおもり藍」のエキスが有効である可能性が、弘前大学医学部付属病院の動物実験で明らかになった。現段階でまだ結果は安定していないが、研究グループは藍エキスの効果的な投与法やメカニズムの解明など実験を進め、国内外への成果発信も見据えている。
研究グループの菊池英純(ひでずみ)助教(40)=消化器血液内科=によると、潰瘍性大腸炎の患者は全国で約20万人。安倍晋三首相が第1次政権で退陣するきっかけとなった病気として知られ、根本的な治療法はない。
有効な治療薬として藍に由来する中国産漢方薬「青黛(せいたい)」が注目され、日本には個人輸入されている。しかし農薬や微生物の混入、品質の不均一などの問題が指摘されているという。
一方、あおもり藍はあおもり藍産業協同組合(吉田久幸代表理事)が独自技術で生成。無農薬で栽培された藍が原料で、抽出時に食品添加物を使用しているため「食べられる安全な染料」という特長を持つ。
研究グループは、化合物で人為的に腸炎を発症させたマウスを用い、あおもり藍エキスの効果を比較。投与しなかったマウスは腸炎に伴う下痢で体重が減少し続けたのに対し、藍エキスを摂取したマウスは投与4日目で体重減少が止まり、5日目には増加に転じた。
また別の実験では、腸炎を発症させる化合物と藍エキスを同時にマウスへ投与。エキスを摂取したマウスは腸炎の発症が遅れ、生存率が高かった。
研究グループは今後も実験を重ねデータを検証する方針。藍エキスが腸炎に効果を発揮する要因としては、藍の抗菌作用による腸内環境の改善効果や、腸粘膜の炎症を抑える抗炎症作用などが考えられるという。
菊池助教は「あおもり藍のエキスが有効な治療法として確立されれば、県内から世界に大きな発信ができる。産学連携で新薬か特定保健用食品の開発を目指したい」と意気込んでいる。

参照:東奥日報社




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