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【下北/大間】寄付の「鮪漁師」はマグロ最高値の竹内さん

time 2017/03/09

【下北/大間】寄付の「鮪漁師」はマグロ最高値の竹内さん




2011年から毎年、青森県内の児童養護施設に「大間の鮪(まぐろ)漁師」を名乗って実名を出さずに寄付を続けてきた人は、昨年、今年と東京・築地市場の初競りで最高値を付けたマグロを捕った漁師だった-。

大間漁協所属のマグロはえ縄漁船「第56新栄丸」(19トン)船長の竹内正弘さん(65)が8日、青森県を通じ、青森県内6カ所の児童養護施設に計300万円を寄付した。竹内さんは素性を明かした理由を報道陣に尋ねられると照れくさそうにはぐらかしたが、「健康で仕事ができれば、ずっと続けたい」ときっぱり語った。

竹内さんは同日、青森県庁に三村申吾知事を訪ね、「少しですが、子どもたちのために役立てて」と目録を手渡した。三村知事は「今回だけでなく、これまでも施設にたくさんご支援いただいている。本当にありがたい」と感謝した。竹内さんは贈呈式後の取材で、児童養護施設への寄付の理由を「若い人たちを育てないとならない」と語った。

この日は、各児童養護施設の代表や職員も県庁で竹内さんと対面。県児童養護施設協議会会長で美光園(七戸町)の後藤辰也園長は「これまで感謝の気持ちを伝える機会がなく、申し訳なく思っていたが、直接伝える機会を得てうれしい。竹内さんの気持ちに応えられるよう施設としても頑張っていきたい」と語った。

竹内さんは2011年の幸樹園(鶴田町)と東京都の児童養護施設への寄付を皮切りに、12年以降は県内6カ所の児童養護施設に寄付を続け、今年1月にも6施設に20万円ずつを寄贈。今年の築地市場の初競りでは、竹内さんが水揚げした212キロのマグロが7420万円(1キロ当たり35万円)の値を付けた。

今回寄付された300万円は、8日中に各施設に50万円ずつ贈られた。

参照:東奥日報社




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